介護職員でも時給交渉できる?パートの私が時給1400円になったリアル体験
介護の仕事をしていると、
「介護職員の時給はなかなか上がらない」
「時給や給与の話は言いづらい」
「パートが時給交渉なんてしていいの?」
そんな風に感じたことはありませんか?
介護現場では、
時給や給与の話をすること自体が
少し気まずい空気になりがちです。
私自身も、特別養護老人ホームで20年間働く中で
「時給交渉なんてしていいのかな」と
迷っていた時期がありました。
でも実際には、
時給や給与について上司に相談している介護職員を
何人も見てきました。
私はこれまでに
2回、時給について上司に相談しました。
その結果、
1200円 → 1400円
まで時給が上がりました。
ただし最初の交渉は、
正直うまくいったとは言えません。
感情的に伝えてしまい、
反省することもありました。
この記事では、私の体験をもとに
- 介護職員の時給交渉の実体験
- 上司への伝え方
- 時給が上がる人の特徴
についてまとめています。
結論、
言い方やタイミングによっては、
介護職員でも時給交渉ができる施設があります。
「介護の時給、給与が上がらない」と悩んでいる方に、
少しでも参考になればうれしいです。
介護職員は時給交渉していいの?

「介護職員は給料が低いから仕方ない」
「パートは時給交渉なんてできない」
そう思っている方も多いのではないでしょうか。
実際、介護の現場では
時給や給与の話をすること自体が
少し言いづらい雰囲気があります。
ただ、介護施設の給与制度には
- 時給や給与の交渉ができる施設
- 給与がほぼ一律で決まっている施設
の両方があるのも事実です。
そのため、
すべての介護施設で時給交渉ができるわけではありません。
しかし私の経験では、
言い方やタイミングによっては
時給や給与の相談ができる場合もあります。
実際に私はこれまでに
2回、時給について上司に相談しました。
最初は感情的に伝えてしまい、
うまくいったとは言えない交渉でした。
【体験談】1回目の時給交渉は感情的になってしまった

1回目の時給交渉は、正直うまくいったとは言えませんでした。
きっかけは、
パートの介護職員の中で時給に差があることを知ったことです。
そのとき私は思わず、
「納得できません。時給を上げてください」
と、感情的に伝えてしまいました。
結果として、
時給は1200円 → 1250円に上がりました。
ただ、上司の反応は
「しぶしぶ上げた」という雰囲気でした。
この経験で強く感じたのは、
介護職員の時給交渉では、伝え方がとても大事だということです。
【体験談】2回目の時給交渉はタイミングを意識した
2回目の時給交渉は、
新しい仕事を任されたタイミングでした。
そのとき私は、
「この仕事も引き受けます。
これからも頑張りたいので、
時給の見直しを相談できますか?」
と伝えました。
すると上司は、
比較的前向きに話を聞いてくれました。
ただし提案されたのは
月5000円アップ。
時給に換算すると、
約35円のアップです。
再度相談した結果、時給は1400円になった
正直、
最初の提示額には少し物足りなさを感じました。
そこで私は、もう一度相談しました。
そのときに伝えたのは、
「他の介護職員との時給差」
「長く働きたいという気持ち」
です。
そして、
「もし可能なら、
時給をもう一度見直してもらえませんか」
と、あくまで相談という形で伝えました。
また、遠回しではありますが
「このままだと、
今後続けるか悩むかもしれません」
という気持ちも伝えました。
その結果、
時給は1300円 → 1400円
になりました。
※処遇改善手当は含まれていません。
毎月・年度末に別途支給されています。
現在は、
パート介護職員の中では一番高い時給になっています。
これ以上は難しいと言われましたが、
自分の思いはすべて伝えたので納得しています。
時給交渉で大切だと感じた3つのポイント

私が実際に時給交渉をして感じたのは、
伝え方やタイミングがとても大切だということです。
介護職員の時給交渉では、
感情だけで伝えてしまうと
うまくいかないこともあります。
特に意識したいポイントは、次の3つです。
- 感情的に伝えない
- 相談という形で話す
- 交渉するタイミングを考える
感情的に伝えない
時給交渉は、感情的に伝えるとうまくいかないことがあります。
- 低賃金
- 不公平(格差)
- 昇給がない
こうした不満を感じて、
介護職員として時給交渉を考える人も多いと思います。
例えば
「定期昇給がないのは納得いきません」
と感情的にストレートに言うと、
交渉に来たというよりも、
不満や文句を言いに来たと受け取られてしまう可能性があります。
また、
「時給を上げてください」
とはっきり伝えても、
いくら正論であっても
良い印象を与えるとは限りません。
相談という形で話す
時給交渉は、
要求ではなく「相談」という形で伝えることが大切です。
例えば、
「今後も長く働きたいと思っているので、
時給の見直しを相談できますか?」
「この仕事も引き受けます。
これからも頑張りたいので、
時給の見直しを相談できますか?」
このような言い方の方が、
上司や管理者も話を聞きやすくなります。
介護職員の時給交渉では、
対立ではなく相談という姿勢が大切です。
交渉するタイミングを考える
時給交渉は、
タイミングもとても大切です。
例えば、入職したばかりの時期では、
まだ仕事が十分にできない状態のため
評価が定まっておらず、
時給が上がることはほとんどありません。
まずは
- 仕事を覚える
- 信頼される
- 任される仕事が増える
こうした積み重ねが大切だと思います。
また、再評価されやすいのは
「新しい仕事を任されたタイミング」
「仕事量が増えたタイミング」
こうした節目のタイミングです。
このようなタイミングで
時給の見直しを相談する方が、
話を聞いてもらえる可能性が高くなります。
時給交渉が成功しやすい介護職員の特徴

まず大前提として、
時給交渉は「お願い」だけで上がるものではないと私は感じています。
介護職員の時給や給与は、
単なる要望ではなく
日頃の評価の結果として見直されることが多いからです。
そのため大切なのは、
まず仕事をきちんと頑張ることです。
組織の一員として働くこと
介護施設の現場は、
チームで動く組織です。
そのため
「上司の方針にまったく従わない」
「周囲と協力できない」
こういう介護職員は、
評価が上がりにくいと感じています。
もちろん、
上司に気に入られる必要はありません。
ただ、
組織の一員として周囲と協力しながら働くことはとても大切です。
職場に必要とされている介護職員は時給が上がりやすい
時給や給与が上がる介護職員は、
職場にとって
「辞めてほしくない人」
であることが多いと感じています。
例えば
- 仕事が安定してできる
- 周りと協力できる
- 任せられる仕事が多い
こういう人は、
施設にとって大切な存在です。
その結果として、
時給や給与が見直されることもあります。
自分よがりの頑張りは評価につながらない
一生懸命頑張っていても、
施設の考え方とズレている場合は
評価につながらないこともあります。
例えば、
意欲的に新人指導をしているつもりでも
厳しすぎて新人職員を萎縮させてしまう。
業務がスムーズに回るようにと
積極的に動いていても、
介助がスピード重視になってしまう。
こうした場合、
努力していても
施設の方針と合わず評価につながらないこともあります。
そのため、
施設が求めている介護職員像を理解することも大切だと思います。
時給交渉で職場の人間関係が悪くなる?

私も最初は、
「お金の話をしたら
職場の人間関係が悪くなるのでは?」
と心配していました。
介護の現場では、
給料や時給の話をするのが少し言いづらい雰囲気があるからです。
特にパートの介護職員の場合、
「時給交渉なんてしていいのかな」と
迷う人も多いと思います。
でも実際に、
私は上司に時給について相談してみました。
すると、
上司は冷静に話を聞いてくれました。
もちろん、
言い方やタイミングは大切だと思います。
ただ、
相談という形で時給交渉をすれば、
人間関係が悪くなることはありませんでした。
むしろ、
「こういう考えで働いているんだな」
と、自分の気持ちを理解してもらえたと感じています。
介護職員の時給・給与は「働き方・施設・地域」で大きく変わる

介護職員の時給や給与は、
実は施設によってかなり差があります。
その理由は、次のような条件によって
給与の考え方が変わるからです。
- 働き方(パート・派遣・正社員)
- 施設の種類(特養・老健・デイサービス・訪問介護など)
- 地域
- 施設の経営方針
こうした違いによって、
介護職員の時給が上がる施設もあれば、
なかなか上がらない施設もあります。
例えば、私の周りの介護施設では
パートの場合
1200円〜1400円前後
派遣の場合
1300円〜1600円前後
くらいのことが多い印象です。
ただし、これはあくまで一例です。
私の働いている施設は大阪にありますが、
給与水準が比較的高いこともあり、
京都・奈良・兵庫など
他府県から通っている介護職員もいます。
それくらい、
地域や施設の考え方によって、
介護職員の給与水準は大きく変わります。
また、介護職員の給与は
- 処遇改善手当
- 交通費
- 夜勤手当
などが別で支給されることもあります。
そのため、
介護職員の給与を考えるときは
基本の時給だけで判断せず、
給与の仕組み全体を見ること
が大切だと感じています。
施設の方針によっては介護職員が時給・給与交渉できない場合もある
すべての介護施設で、
時給や給与の交渉ができるわけではありません。
施設によっては、
介護職員の給与がほぼ一律で決まっているところもあります。
私が以前働いていた施設でも、
パートの介護職員の給与はほとんど同じで、
個別に時給交渉をするような雰囲気はありませんでした。
そのため、
時給や給与について相談しようと思ったこともありませんでした。
介護施設の給与制度は、
大きく分けると次の2つのタイプがあります。
- 給与が一律で決まっている施設
- 評価や役割によって給与が変わる施設
つまり、
介護職員が時給交渉できるかどうかは、その施設の方針によるということです。
そのため、
「交渉すれば必ず時給が上がる」というわけではありません。
時給・給与が上がらない介護職員の選択肢

同じ介護の仕事でも、
施設や働き方によって
時給や給与は大きく変わります。
介護職員として働いていると、
- 何年働いても時給が上がらない
- 評価制度がなく給与が変わらない
- 上司に相談しても改善されない
そんな状況に悩むこともあると思います。
もし、今の職場で
時給や給与が長く上がらない状態が続いているなら、
職場を変えるという選択肢もあります。
介護職員の仕事は、
施設や地域によって
給与の差がとても大きい仕事です。
そのため、
同じ仕事内容でも
職場が変わるだけで
時給や給与が上がるケースもあります。
転職が不安な場合は、まず情報だけ集める方法もあります。
▶︎ 介護の転職が不安な人へ|派遣会社・転職サイトに相談するという選択
派遣という働き方
介護派遣の場合、
パートよりも時給が高いことがあります。
例えば、
・パート:1200円〜1400円
・派遣:1300円〜1600円
くらいになることもあります。
また派遣の場合、
- 職場を選びやすい
- 人間関係が合わなければ変更できる
- 担当者に職場の情報を聞ける
というメリットもあります。
そのため、
「今の施設の時給が上がらない」
と感じている介護職員にとって、
一つの選択肢になる働き方です。
パートで職場を変える
同じパート勤務でも、
施設によって時給は大きく違います。
例えば、
- 新しい施設
- 人手不足の施設
- 評価制度がある施設
このような施設では、
パートでも時給が高いことがあります。
そのため、
「今の職場では時給が上がらない」
という場合でも、
別の施設では
最初から高い時給で働けることもあります。
正社員として転職する
介護職員の中には、
- 給与を安定させたい
- ボーナスがほしい
- キャリアアップしたい
という理由で
正社員へ転職する人もいます。
正社員の場合は、
ボーナスなどが含まれるため、
年収ベースでは大きく変わることもあります。
介護職員の転職は情報を集めることが大切
介護職員の転職では、
- 施設の人間関係
- 離職率
- 給与の仕組み
など、
実際に働く前には分かりにくい情報も多くあります。
そのため、
介護専門の転職サイトや派遣会社に相談して、
施設の情報を聞いてみる方法もあります。
施設見学で確認するポイントはこちらでまとめています。
▶︎ 介護施設の見学チェックポイント5選
「転職するかまだ決めていない」
という段階でも、
情報を聞くだけでも大丈夫です。
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介護職員でも、
時給や給与の交渉ができる施設はあります。
ただし、
すべての介護施設で時給交渉ができるわけではなく、
施設の方針によっては
給与がほぼ一律で決まっている場合もあります。
そのため、
「介護職員の時給は上がらない」と感じている人も
多いのではないでしょうか。
ただ私の経験では、
言い方やタイミングによっては
時給や給与の見直しを相談できる場合もあります。
時給交渉で大切なのは、
- 日頃の仕事をきちんと頑張ること
- 交渉するタイミングを考えること
- 感情的にならず相談という形で伝えること
この3つです。
そして何より、
自分の思いをきちんと伝えることも大切です。
私自身、これまでに2回
上司に時給について相談しました。
最終的には
自分の気持ちをすべて伝えることができ、
その結果には納得しています。
もし今の職場で
「時給がなかなか上がらない」
「給与に悩んでいる」
という場合は、
まずは一度上司に相談してみるという選択肢もあります。